医師紹介
経歴
- 2008年福井大学医学部医学科 卒業
- 2008年杉田玄白記念公立小浜病院 初期研修医
- 2010年同病院 麻酔科
- 2011年豊橋市民病院 麻酔科
- 2013年THE CLINIC 東京院 医員
- 2017年THE CLINIC 大阪院・名古屋院 統括院長就任
- 2024年Lipo Clinic omotesando 開業
経歴
- 医師免許
- 麻酔科標榜医
- 元麻酔科専門医
- VASER脂肪吸引認定医
- VASER 4D 認定医
- Total Difiner by Alfred Hoyos 認定医
- CRF療法認定医
- 米microaire社公認PAL指導医
所属学会
- 日本形成外科学会
- 日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会
- 日本麻酔科学会
- 日本美容外科学会
学会発表
- 2017年中部形成外科学会「自家遊離脂肪移植の実際-脂肪壊死を避けるための工夫と応用ー」
- 2018年杉日本オンコプラスティックサージャリー学会 「皮膚の伸展不良な組織に対する癒着剥離を併用した脂肪注入」「脂肪注入後の合併症(主に脂肪壊死について)」
- 2018年関西形成外科学会 「組織欠損に対する脂肪注入」
- 2021年日本形成外科学会総会 「合併症から振り返る,リスクの少ない脂肪注入」シンポジスト
- 2024年日本形成外科学会総会 「”たるみ”に対する顔の脂肪吸引とスレッドリフトの併用」
- 2024年日本美容外科学会(JSAS) 「脂肪吸引は切開フェイスリフトにどこまで迫れるか」
論文・雑誌
- 2018年Plastic and Reconstructive Surgery GO 「Serial Injections of Cryopreserved Fat at −196ºC for Tissue Rejuvenation, Scar Treatment, and Volume Augmentation」
- 2021年形成外科系専門誌 PEPARS No.176 「脂肪注入術ー合併症の種類とその治療,予防ー」
私が美容外科医にいたるまで
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子供時代
もともと図工や美術など物づくりが好きでした。
子供のころから絵画教室に通ったり家の中にアート作品が数多くあったことも影響しているかもしれません。 -
進路の選択
医学部在学中から形成外科・美容外科への進路を意識していました。
しかし、病院実習での出来事が進路を決めるきっかけとなりました。 -
病院実習で
手術見学中に患者さんの心停止が起こりました。そのとき、麻酔科の医師が駆けつけ、瞬く間に無駄なく処置・治療を行い退出していったのです。これを見て、「医者である以上、まずは救命や救急のスキルが大事だな」と感じました。
このことは今なお私の医師としての考えに多大に影響しており、当院のコンセプトとして「手術の質にも安全安心にもこだわる」ということを掲げています。目の前で何か起きた時に、大きな病院と違い美容外科では、”一人で何とかしないといけない”という認識もあったため、まずはそちらのスキルを身に着けることに。 -
麻酔科医の道へ
研修病院の協力もあり、最短の3年目に麻酔科標榜医・認定医を取得しました。
4年目に形成外科に移るか麻酔科を続けるかを考えました。
某大学形成外科・美容外科教室に入局の許可を頂きましたが、悩んだ末に麻酔科専門医取得の道に進むことに決めました。 -
ついに美容外科医に
さらに2年後の専門医取得後の進路を考え、見学を重ねました。
そうしているうちに、前職のTHE CLINICに出会いました。
そこでは、脂肪吸引・豊胸がメインでしたが、麻酔のスキルが非常に役立ち、何より大事だと実感しました。脂肪吸引や注入に関してもこれまでの経験では見たことのない手術でとても面白いと感じ現在に至ります。
飽きっぽい性格ですが、手術に関しては10年以上毎日していても自分でも不思議なくらい飽きが来ず、未だに新しい発見があったりとまさにライフワークとなりました。
私にとって美容医療とは、人生をより前向きに幸せに生きるためのきっかけです。
そのため、特に大事にしていることが2つあります。
1つは来ていただいた患者さんに「来てみてよかった」と思ってもらえること。
施術を受けた方が結果に満足してくれることはもちろんですが、そもそも美容外科クリニックに来ること自体、結構ハードルが高いことです。その一歩を踏み出してきてくれた方には、カウンセリングの話だけでも何か変わるきっかけになったり悩みが軽くなればいいなと思ってお話しするように心がけています。
もう一つはスタッフが楽しく働いてくれること。
仕事を楽しいと感じてくれると自発的に考えて行動してくれるのでより全体の質も磨かれていくと思っています。大前提として手術の結果がよくないと、どうしても患者さん対応は辛くなってしまうのでそこは言わずもがなですね。